Pがこの家からいなくなって、1週間たちました。
亡くなった翌日、朝起きたら外は真っ白に雪が積もっていました。
そして今日もまた、深々と雪が降っています。
窓から見える雪景色は一週間前も今も同じですが、Pがいなくなった悲しい気持ちは、随分と落ち着きつつあります…というより、Pがいない日常に慣れてきました。
もともととても静かなワンでしたので、家族の生活にどっぷり入る混むことはなく、でもふと見るといる、そんな存在でした。
室内で暮らしていましたから寝食ともにしていて、屋外で暮らすワンに比べて濃い付き合いだったとは思いますが、でもとてもよいバランスでいてくれたワンでした。
Pは、本当に辛かったことでしょう。
結局Pに対し、あんなに疑問視していた安楽死を選びました。
最後の最後まで、自宅で静かに眠ってくれたらと願っていたのですが、それにはPの生命力が強すぎました。
その強さでもってまた元気になってくれたら、そんなうれしいことはありませんでしたが、最後の数日は、もうその望みはないであろう…という状態にいたと思います。
その辛い様子を見てて思い出したのが、随分前に亡くした母の病床での様子。
人の場合、今はホスピスという選択もありますが、多くは良いのか悪いのか、延命に重点をあて対処されます。
母が亡くなる少し前に医者に言われたことは「身体の状態を考えると、とうに亡くなっていてもおかしくないけど、心臓が強いのですね…」でした。
元気になる望みはなく、苦しい、でも死ぬこともできず、といった状態。
Pの最後もまさに同じだったと思います。
亡くなる前日の夜、Pは一晩中吐き通しでした。
10日以上も何も食べていないのだから吐くものはないはずなのに、吐く。
それは朝になっても同じで、吐いては休み、また吐いては休み。
これ以上詳しくは書けませんが、その時のPの身体は嘔吐以外のことも含め、壊れてしまっている、とはっきり言えた状態でした。
そのままでいったいどれくらい過ごしたら、Pが自分で自分の時間を終えることができるかわかりません。
もしかしたらその日のうちに、もしかしたら2~3日後、もしかしたら1週間後…。
それではあまりにもかわいそう過ぎて…。
で、もう眠らせることに決めました。
同じ生き物の命の時間を勝手に止めてしまってよかったのかどうか、今でも考えてしまいます。
でも考えてもそう決めた結果、Pはもういないのですから、その決断に責任を持たなくてはと思うのですが…。
今はまだ家の中にPのものがそのままの状態で置いてあります。
朝起きたら何気に水入れの水をかえてみたり、傍から見たらおかしな行為ですが、気がすむまで続けようと、そう思っています。
今日までP犬の日常にお付き合いくださって、どうもありがとうございました。
笑顔で寝ている(と家族には見えるのですが…)Pの写真で、終わりにさせていただきますね。
昨日、P犬ことPennyは、永遠の眠りにつきました。
今までPのことを温かく見守ってくださったことに感謝の気持ちでいっぱいです。
どうもありがとうございました。
今はお礼を言うだけで精一杯なので、気持ちが落ち着いたら追記をさせていただきます。
とってもとっても寒いです。
マイナス10度!
まだ雪は積もっていません。
今日の夜は、降るのかな…。
セーター着ても、きっと寒いよ。
お庭へトイレに行くの、我慢しようかな…。
あと2日で遊び仲間Kが帰ってくるけど、こんなに寒くては、きっとビックリするね。
今日も追記です
今日もとっても寒いです。
昨日雪が降っていたのに、積もっていない。
夜はやんでいたんだね。
昨夜のPは、トイレでお庭に行かなかったから、夜のお天気を見ていないの。
でもね、ずっと寝ていたわけじゃないんです。
う~んと言ってみたり、口をペチャペチャさせてみたり、コンコン咳をしてみたり、目を覚ましていろんな音を出していました。
お世話係Nは眠れなくて、あー、貫徹だったー、とぐったりしてます。
でね、Nが不思議なのは、夜はいろいろ音を出すPなのに、お昼間は、ほらっ!、こんなに静かに寝ているんです。
なぜだーと、Nがとっても悲しそう。
今晩はどうなるかな。
お世話係Nが、変なものを買ってきました。
「P、今日から、これね!」といって、オムツの替わりに穿かされたのね、黒いパンツ。
さっきまでつけていたのは、baby用のオムツだからワンコには具合悪くて、Nは何とかならないかと考えていたらしい。
尻尾が自由になれて、うれしそうよ。
黒いパンツの話し